シェアする

コミケの徹夜組はなぜなくならないのか

シェアする

f:id:ak1aims:20160811234756j:plain

今年も夏のコミケ「夏コミ」の時期がやって参りました。

東京ビックサイトの増床工事等で色々と変更点もあるようですが今年も徹夜組は相変わらずのようですね。

公式で禁止されている徹夜組がなぜなくならないのか考えてみました。

スポンサーリンク

 徹夜してまで並ぶ理由とは

f:id:ak1aims:20160811234802j:plain

コミックマーケットの主催者側は始発前の徹夜待機を明確に禁止しています。

それを承知のうえで来場者が徹夜をする理由は人気サークルや企業ブースの商品を完売する前に手に入れるため。なのは完売とか色々毎年ネタになるあれですかね。

事後通販がない場合がほとんどなのでやはり確実に入手するためには徹夜…という心理が働くようです。

f:id:ak1aims:20160811235534p:plain

出典:コミックマーケット90のご案内より

コミケの公式ページには平均的な待ち時間が掲載されていますが開場さえしてしまえば1時間ぐらい並んで入場できるんですよね。

コミケスタッフの列誘導はかなり手馴れていてスムーズです。

でも残念ながら始発以降に並ぶと人気の商品は手に入れられないということもほとんどです。

サークル側も個人で出展している場合がほとんどですし、余剰在庫抱える危険を冒すわけにもいかないのでこのあたりの改善は難しいのかなぁと思います。

徹夜で並ぶ事自体がイベント化している

まとめサイトなどにより徹夜の待機列が散々面白おかしくネタにされているのも大きいのかなと思います。

日本人はお祭り騒ぎが大好きなせいか「並ぶ事自体を目的に並ぶ」という人も多いのかなとTwitterで検索してて思います。

国際展示場駅の始発組ダッシュを撮影するために国際展示場駅周辺で徹夜する人もいるぐらいですしね。

実際有効な対策方法はあるのか

対策方法があるのかと考えると実際難しいのではないでしょうか。

方法があるのであれば長い歴史を誇るコミケですからとっくに実施されているでしょう。

手っ取り早い方法としては徹夜組を後回しにし、始発組を先に入場誘導するペナルティが挙げられます。

ただ、これをやろうとしても既に徹夜組が1万人を越える時代。

並んでいる人>>>>>>>スタッフなので徹夜組を素直に待機させることは不可能です。

また、始発組を仮に優先的に案内させるとしても東京ビックサイトには最寄り駅が複数あるため誘導が非常に困難なのが実情。

国際展示場と有明の始発電車が5時30分発で被っちゃってますからね。

この辺りを勘案するとペナルティはまず現実的ではないです。

ファストパスの導入も無理そう

Anime Japanなどでは事前に購入をすると優先的に入場が可能な「ファストパス」を導入しています。販売する量はある程度限られていますし、持っていなければ早く並んだところで先に入場できないのでコミケでも導入をすればある程度徹夜組の数は減らせそうな気もします。

ただ、現状コミケは来場者を客ではなく「参加者」として扱っており、入場は無料。(有料のカタログを販売してはいますが)

有料のファストパスを販売した場合、参加者よりも客としての性質が強くなり、コミケの今までの理念が揺らぎかねないためこれも現実的ではなさそうです。

ということで運営側の対策で徹夜組をなくすのは無理かなというのが筆者の感想。

現状維持しかないのでは

幸い東京ビックサイト周辺は商業地で人家が少ない地域となっています。

仮に会場周辺での徹夜を厳しくした場合、有明コロシアムを挟んだ反対側のマンションが立地する地域やお台場周辺のマンション街まで人があふれる可能性があり周辺に更に多大な迷惑をかける可能性がでてきます。

ということで公式で禁じられている徹夜待機を許容するような表現は好ましくないのですが、商業地に列を隔離できている現状を維持することが逆にベターなのではないかなと筆者は考えます。

勿論、ベストなのは抜本的な対策をとることなのですが、上述の理由により現実的には厳しいですし、実際に対策されることは今後もないかと思います。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連記事